熱いものを食べると鼻水が出るのはなぜ?

こんにちは!

横浜市保土ヶ谷区のプライベートジム & サロン、トータルボディコンデイショニングimproveの大前です。

 

まだまだ寒い日が続くこの時期は、ラーメン・うどん・お鍋等、温かい食べ物が美味しいですね。

当店improveのある天王町・保土ヶ谷にも美味しいお店が多くありますので、どうしても食べたくなると

帰りに寄って行くこともあります。

寒い時期のラーメン等は特に美味しいですが・・・食べ始めた途端に、鼻水がズルズル出てしまうので

ティッシュが手放せません。

温かい食べ物を食べると鼻水がでるのには、実はこんな理由があります。

 

 

鼻の粘膜を刺激から守る防御反応

 

食べ物から立ち上る熱い湯気を、鼻水の気化熱で冷まそうとする体の冷却作用の為や、

体に対する熱さへの刺激を和らげようとする防御反応の為です。

体には、体温をできるだけ一定に保とうとする働きがあり、外気が暑くなった際には汗をかいて

体温を下げようする、逆の場合は体温を上げようとすることで体温を維持しようとします。

この場合は鼻の粘膜が感じた熱さへの刺激に、鼻水を出して熱を冷まそうとする反応となります。

逆に、寒い日に急に外に出た場合には、冷気に反応して鼻水も出ます。

どちらも急激な変化を和らげる事で、鼻の粘膜への刺激を軽減しようとする防御反応となります。

通常は鼻水の大半は喉から唾液などと一緒に胃へ飲み込まれますが、湯気を吸い込む事で粘膜が刺激され、

量が増えるため鼻から急激に鼻水が出ることになります。

 

 

【風邪や花粉の場合は?】

 

風邪や花粉症の場合も鼻水の量が増えますが、この場合は花粉やウイルスといった刺激による炎症反応が

起きる為です。

ウィルスに対して白血球などの免疫細胞が鼻粘膜に集まり、〈ヒスタミン〉という物質などを放出します。

この〈ヒスタミン〉に対する刺激で、鼻水の分泌量が急激に増加すると同時に、粘膜に腫れが起こることで

鼻腔が狭くなり、鼻詰まりも起きてしまいます。

これは鼻水で細菌や花粉を排出し、細菌等が入ってくるのを防ぐために通路を狭めて守ろうとする防御反応の一種です。

 

 

【辛い物にも原因がある?】

 

体の中のさまざまな機能を調節する自律神経には、主に体が緊張したときに働く交感神経と、

主にリラックスしたときに働く副交感神経があります(鼻水をコントロールしているのは副交感神経)

辛いものを食べると、舌と胃粘膜から〈中枢自律神経線維網〉が反応します。

〈中枢自律神経線維網〉が反応すると、交感神経と副交感神経が両方とも活性化します。

交感神経の作用(汗が出る)、副交感神経の作用(唾液・消化液・鼻水の分泌が増える)、

この二つの神経が辛さによって刺激され、鼻水が増える現象を〈味覚性鼻炎〉と呼び、ラーメンや

カレーライス等のスパイスが効いたスープや鍋などを食べたときにもよく起きるそうです。

 

寒い時期に温かいものは美味しいですが、鼻水が気になる方は少し冷ましながら召し上がることで、

緩和されますよ。

 

■トータルボディコンディショニング improve(インプルーヴ) 

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