救世主、現る!

こんにちは。

横浜市保土ヶ谷区のプライベートジム & サロン、トータルボディコンディショニングimproveの宮本千絵子です。

 

おかげさまで、1月末から2月にかけてバリ島で過ごし、自分自身もしっかりとチャージさせて無事戻ってまいりました。この時期のバリはちょうど雨季から乾季への移り変わりのときで、一日のうち何時間か突然の激しい雷雨に見舞われたりしたものの、それが過ぎればカラリと青空が広がり、快晴時の気温は30℃近く、毎日のように燃えるような夕焼け(写真上参照)を拝むこともでき、バリの大地と神々に見守られる中、忙しいながらも心身ともに緩み、かつ英気を養うことができました。そこで体得してきたものは今後もまたこちらでの施術を通して、しっかり皆さまへ還元してまいります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、長らく間が空いてしまいましたが、前回からのつづきのお話を。

 

【バリコーヒーにコオロギ!?駆除剤にまで至るも決着つかず…その末に現れた救世主!】

ネズミ嵐が去り、待ちに待った朝がやってきて、人々が動き始めた頃を見計らって大家であるところの同僚のバリ人女性へ連絡。ことの顛末と、申し訳ないがこの家には住めないということを伝えたところ、彼女もまたびっくり仰天して、わたしにこう言った。

「そんなことって…。わたしたちもそんなこと、まったく想像してなかった…。ほんとにほんとにごめんなさい。今夜、わたしたちがあなたのとこに泊まりに行って確かめる、そして必ず対策を練るから!必ずなんとかするから!」

彼女が必死にそう言うので、わたしもそれを受け入れることにした。

 

果たしてその夜。

同僚は自分の夫とまだ幼い2人の息子たちを連れて、うちへやってきた。そして、二階のベッドひとつに家族4人で、わたしは階下で何とか寝床を確保し、それぞれ眠りについた。わたしは、寝不足だったのとひとりではない心強さもあり、また幸い階下まではネズミはやってこなかったこともあって、おかげさまでその夜はなんとか眠ることができた。

 

その一夜も明けて翌朝、同僚とその旦那さんからの報告を聞く。

「明け方近く、ネズミたちは確かにやってきたけど、わたしたち4人で人間の数が多かったからか、やってきたネズミの数はそれほど多くなかったよ。数匹くらいかな。だけど、やっぱりネズミは来るね…。今日から早速、ネズミが嫌うコピバリ(バリコーヒー)の粉を、彼らが出入りしそうなところ全部に撒くよ。それから、ネズミはコオロギの鳴き声が嫌いだから、コオロギも部屋の隅々に置いておく。階下までは降りてこなかったのなら、あなたのベッドは階下に移して、2階では寝ない方がいいね。しばらくそれで様子見てくれる?」

なるほど、人間の数が増えるとネズミの数は減るのか…。

わたしはきっとネズミたちに、新参者のひ弱な外国人とみなされて、ナメられたに違いない。

 

そうしてその日のうちに2階の部屋をぐるりと囲むようにしてコピバリの使用済みの粉がまんべんなく撒かれ、部屋の隅々には通気口付ペットボトルに入れられたコオロギが置かれた。どうやらこれが、バリの人々の一般的なネズミ防止対策ということのようだった。…が、案の定というかなんというか、その対策後も、2階をネズミたちが駆け回る音が止むことはなかった。幸い、ベッドを階下に移して1階で眠るようになったおかげで、その駆け回る音さえ我慢すれば、なんとかそれなりに生活は送れた。

 

しかしある時、勇気ある一匹のネズミが、エサを求めて階下に降りてくるようになった。しかも時間問わずで、人間が起きて動いているにもかかわらず、まったくお構いなしに棚の中をゴソゴソあさっている。まったくナメられたものだ…。

この調子でいくと、この勇者に続く者たちが現れるのも、きっと時間の問題だろう…。

 

そんな訳でその時期は、会う人会う人みんなに、ネズミ防止対策について相談した。そうしたところ、ネズミに悩んだことのある人たちみんな、口をそろえてこういった。

「自分もあれこれ試してみたけどね、何といっても、ネズミには猫だよ。猫以外の方法は見事に惨敗だったけど、猫の力はすごいよ、ほんとに一発でいなくなるよ」

そして、ある人は「うちで猫を飼うようになってから、ネズミがまったくいなくなったから、これあげるよ」といって、日本から持参したとみられるネズミ駆除剤をくれた。そのネズミ駆除剤をわたしも試してみたが、やはりむなしい結果に終わった。

 

ネズミには猫か…そんな典型的かつ古典的な方法が一番効くなんて…。と思ったが、幸い、家のまわりには野良猫がたくさんいる。ようし、うちにも来ていただこう。

そうして、キャットフードを買い求め、玄関先に置いてみることに。

そこに現れてくれたのが、白地に斑点のある痩せたメスのバリ猫。毎日カリカリを置くようになったことで、その猫はそれを食べにうちに通ってくるようになった。

 

そしたら。

本当に見事なまでにネズミたちは去った。これまで、何をどうやったってビクともしなかった彼らが、きれいさっぱり姿を消した。

猫様、恐るべし。

猫様、救世主。

猫様、まさに神。

 

わたしはうちに通ってくるようになったその猫様を「コマちゃん」と呼ぶようになり、わたしたちの距離は少しずつ近づいた(けれど、彼女は常に人間と一定の距離を保ち、決して触れさせてはくれなかった)。

それまでの自分の人生において、まったくといって良いほど接点がなかった猫という生き物。そのときの自分にとって、その生体は本当に謎だらけだった。それでも、この家で暮らす以上、猫様のお世話にならない訳にはいかない。

ここから、猫歴ゼロ、猫経験ゼロの人間は、日々おっかなびっくりで野良のバリ猫たちとかかわりながら、彼らとの新しい関係性をひとつひとつ築いていくことになる。それは時が移り、かかわる猫たちが変わっても、今なお続いている。彼らの存在こそが、わたしをバリにつなぎとめる最も重要な碇のひとつになろうとは、その頃の自分は思いもしなかった。

 

つづく

 

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カリカリを食べるコマちゃん。猫用の器も持ってなかったため、チリトリと手桶で対処(1枚目)。

くつろぐコマちゃん、でも常に人間とは一定の距離を保って(2枚目)。